閉塞性睡眠時無呼吸症候群（SAS）は睡眠時における喉の閉塞が原因であります。

仰向けで寝ていると、舌が沈み、上気道といわれる鼻腔や口腔が狭くなり、さらに睡眠状態になる上気道の筋肉は休み、さらに上気道を狭くします。

健康な人はこの程度では、呼吸に影響を及ぼしませんが、睡眠時無呼吸症候群（SAS）の方は、舌と歯列の大きさのバランスが崩れていることや、肥満による口咽部からの圧迫から、上気道が閉鎖され無呼吸を起こしてしまいます。

つまり、寝ているとき、舌が下に落ち、肥満により鼻を防ぎ、息ができなくなり、無呼吸となってしまうのです！！

そこで、寝ている間も、息ができるように歯科でスリープスプリントの治療を行います。（基本的には医師の診断の後となります）

スリープスプリントとは、ボクシングのマウスピースのようなモノです。プラスチックでできています。このスリープスプリントを睡眠時に装着していただきます。