インプラントの被せ物が取れた・欠けた・割れたらどうする?|足立区・五反野の大月歯科 五反野

「インプラントの被せ物が突然取れてしまった」

「食事中にインプラントの歯が欠けた」

「インプラントの人工歯にヒビが入っている気がする」

「インプラントが取れたと思うけれど、どの部分が外れたのか分からない」

インプラント治療後、このようなトラブルが起こることがあります。

まず知っていただきたいのは、患者さんが**「インプラントが取れた」**と感じても、顎の骨に埋め込まれているインプラント体そのものが取れたとは限らないということです。

インプラントの上に装着している人工歯(上部構造)や、それを固定しているスクリューなどに問題が起きている場合もあります。

大切なのは、外れた部分を自己判断で接着したり、そのまま放置したりせず、歯科医院で状態を確認することです。

今回は、足立区・五反野の大月歯科 五反野が、インプラントの被せ物が取れた・欠けた・割れた場合に考えられる原因と対処方法について解説します。


「インプラントが取れた」=インプラント体が取れたとは限りません

インプラント治療では、一般的に顎の骨の中にインプラント体を埋入し、その上に人工歯を装着します。

そのため、大きく分けると、

① 顎の骨に埋め込まれたインプラント体

② インプラントと人工歯をつなぐ部分

③ 歯として見えている人工歯(上部構造)

などから構成されています。

患者さんが「インプラントが取れた」と感じた場合でも、実際には③の人工歯が外れているケースなどがあります。

どの部分に問題が起きたのかによって対応が異なるため、まず歯科医院で確認することが重要です。


インプラントの被せ物が取れる原因は?

インプラントの人工歯が取れる原因は一つではありません。

例えば、

  • 人工歯を固定している部分の問題

  • スクリューの緩み

  • 人工歯の破損

  • 噛み合わせの変化

  • 歯ぎしり・食いしばり

  • 強い力が加わった

  • インプラント周囲の問題

などが考えられます。

単純に人工歯を戻せばよい場合ばかりではないため、「なぜ外れたのか」を確認することが大切です。


原因① スクリューが緩んでいる

インプラントの人工歯を固定する方法によっては、スクリューが使用されています。

このスクリューに緩みなどが生じると、

「歯が動く」

「噛むとカタカタする」

「インプラントがグラグラする」

と感じることがあります。

この場合、インプラント体そのものが動いているとは限りません。

ただし、緩んだ状態でそのまま噛み続けると、部品などにさらに負担がかかる可能性があります。

違和感に気づいたら、早めに確認することが大切です。


原因② インプラントの人工歯が欠けた・割れた

インプラントの上に装着した人工歯も、長期間使用している間に欠けたり割れたりすることがあります。

特に、

  • 硬いものを噛んだ

  • 歯ぎしりがある

  • 食いしばりが強い

  • 噛み合わせが変化した

  • 人工歯に強い力が加わった

などが関係する場合があります。

小さな欠けでも、表面が鋭くなって舌や頬を傷つけることがあります。

また、破損の範囲によって対応方法が異なります。


原因③ 噛み合わせが変化している

インプラント治療が終了した後も、お口の状態は少しずつ変化します。

天然歯の移動や摩耗などによって噛み合わせが変わり、特定のインプラントに強い力がかかることがあります。

また、歯ぎしりや食いしばりがある方では、就寝中などに人工歯へ大きな力が加わる場合があります。

人工歯が欠けたりスクリューが緩んだりした場合には、壊れた部分だけではなく、噛み合わせについても確認することが重要です。


被せ物が取れたらどうすればいい?

インプラントの人工歯が取れた場合には、慌てず次のように対応してください。

① 外れたものは捨てない

取れた人工歯や部品は捨てずに保管してください。

状態によっては、診察時の重要な情報になります。

清潔なケースなどに入れて歯科医院へお持ちください。

② その部分で強く噛まない

人工歯が外れた部分で硬い食べ物などを噛むことは避けましょう。

③ 自分で接着しない

市販の接着剤などを使って、ご自身で人工歯を戻すことは避けてください。

④ できるだけ早めに歯科医院へ相談する

痛みがなくても、そのまま長期間放置することはおすすめできません。

どの部分が外れたのか、ほかに問題がないかを確認します。


市販の接着剤で付けてもいい?

ご自身で接着することはおすすめできません。

人工歯が元の位置に入りそうに見えても、

  • 内部に破損がないか

  • スクリューに問題がないか

  • 噛み合わせに問題がないか

  • インプラント体に問題がないか

  • 周囲の歯ぐきや骨に問題がないか

などを確認する必要があります。

市販の接着剤を使用すると、歯科医院での処置が難しくなる可能性もあります。

外れた人工歯はそのまま保管してお持ちください。


被せ物が取れたけれど痛くない。放置しても大丈夫?

痛みがなくても、歯科医院で確認することをおすすめします。

人工歯が外れた原因が、単純な脱離だけとは限らないためです。

また、人工歯がない状態が続くことで、噛み合わせや周囲の状態に影響する可能性もあります。

「痛くない=問題がない」ではありません。

できるだけ早めに状態を確認しましょう。


インプラントの被せ物が欠けた場合は?

人工歯が少し欠けただけの場合でも、歯科医院で確認することをおすすめします。

欠けた範囲や人工歯の材質、噛み合わせなどによって対応方法は異なります。

状態によって、

  • 表面を調整する

  • 修理を検討する

  • 人工歯を作り直す

  • 噛み合わせを調整する

などの対応を検討する場合があります。

すべてのケースで人工歯を作り直すわけではありません。


人工歯が割れたらインプラントもやり直し?

人工歯が破損したからといって、必ずインプラント体までやり直すわけではありません。

顎の骨に埋め込まれたインプラント体に問題がなく、人工歯や連結部分だけに問題がある場合には、その部分への対応を検討できることがあります。

反対に、インプラント体や周囲の骨に問題がある場合には別の対応が必要です。

そのため、「人工歯が壊れた=インプラント治療を最初からやり直す」ではありません。

まずは原因を確認することが重要です。


インプラント本体がグラグラしている場合は?

人工歯ではなく、顎の骨に埋め込まれたインプラント体そのものに動揺がある場合には注意が必要です。

インプラント周囲の骨や炎症などについて確認する必要があります。

必要に応じて、

  • 口腔内の診察

  • 歯ぐきの状態

  • 噛み合わせ

  • レントゲン

  • 歯科用CT

などを用いて状態を確認します。

インプラント体の動揺が疑われる場合には、自己判断で様子を見るのではなく、早めに歯科医院へ相談してください。


インプラント周囲炎にも注意

人工歯のトラブルだけではなく、インプラント周囲の歯ぐきにも注意が必要です。

インプラント周囲に炎症が起こると、

  • 歯ぐきから出血する

  • 腫れる

  • 膿が出る

  • 口臭が気になる

  • 違和感がある

などの症状がみられる場合があります。

炎症が進行すると、インプラントを支えている骨に影響することがあります。

そのため、人工歯が取れた際にも、人工歯だけではなくインプラント周囲の歯ぐきや骨も確認することが大切です。


大月歯科 五反野では歯周治療にも力を入れています

大月歯科 五反野では、特に歯周治療に力を入れています。

インプラント治療では、インプラントだけを診るのではなく、残っている天然歯や歯周組織を含めた口腔内全体の管理が重要です。

インプラント治療前に歯周病がある場合には、必要に応じて歯周治療を行います。

また、インプラント治療後も、

天然歯+歯ぐき+インプラント+噛み合わせ

を含めた継続的なメインテナンスを大切にしています。


人工歯が何度も外れる場合は原因を確認

「一度付け直したのに、また外れた」

「何度もスクリューが緩む」

という場合には、単に元に戻すだけでなく、繰り返している原因を確認することが大切です。

例えば、

  • 噛み合わせ

  • 歯ぎしり・食いしばり

  • 人工歯の状態

  • スクリューや部品

  • インプラントの位置や状態

  • 周囲組織

などを確認することがあります。

繰り返すトラブルには、背景に別の原因がある場合があります。


他院で入れたインプラントの被せ物が取れた場合は?

以前に別の歯科医院で治療したインプラントの人工歯が外れることもあります。

インプラントはメーカーやシステムによって使用する部品が異なります。

そのため、可能であれば、

  • インプラントを入れた歯科医院

  • 治療した時期

  • インプラントメーカー

  • インプラントカード

  • 治療時の資料

などが分かると、診察の参考になります。

大月歯科 五反野ではストローマンBLT・BLXを使用していますが、他院で治療されたインプラントについては、使用されているメーカーや部品、現在の状態などによって対応可能な内容が異なります。


大月歯科 五反野のインプラント治療

大月歯科 五反野では、患者さんのお口の状態に応じてインプラント治療を検討しています。

当院では、

  • ストローマンBLT・BLX

  • 歯科用CT

  • coDiagnostiXによる治療計画・シミュレーション

  • 抜歯即時インプラント

  • 骨造成

  • Osseo100+によるインプラント安定性の評価

などを取り入れています。

ただし、すべての患者さんに同じ治療方法を行うわけではありません。

診査・診断を行ったうえで、それぞれのお口の状態に応じた治療方法を検討します。


インプラント治療前からお口全体を整える

インプラント治療では、治療後のトラブルを考えるだけでなく、治療前からお口の状態を整えることが重要です。

大月歯科 五反野では、

歯周病の確認・治療
↓
虫歯や残っている歯の確認
↓
噛み合わせの確認
↓
必要な診査・治療計画
↓
インプラント治療
↓
治療後のメインテナンス

という流れを大切にしています。

特に歯周病がある場合には、必要に応じてインプラント治療前に歯周治療を行います。


そもそも歯を残せないかも検討します

大月歯科 五反野では、抜歯してインプラントにすることだけを考えるのではなく、現在の歯を残せる可能性についても検討します。

当院には保存学で博士(歯学)を取得した歯科医師が在籍しています。

また、歯を残すことが難しい場合でも、条件が合えば親知らずなどを利用した自家歯牙移植を検討できることがあります。

インプラントだけではなく、

  • 歯を保存する治療

  • 自家歯牙移植

  • ブリッジ

  • 入れ歯

  • インプラント

など、それぞれの選択肢を検討することが大切です。


こんなときは早めに歯科医院へ

次のような症状がある場合には、早めに歯科医院へ相談してください。

  • インプラントの被せ物が取れた

  • 人工歯が欠けた・割れた

  • 人工歯がグラグラする

  • 噛むとカタカタする

  • 噛み合わせが急に変わった

  • インプラント周囲が痛い

  • 歯ぐきが腫れた

  • 歯ぐきから出血する

  • 膿が出る

  • インプラント体そのものが動く感じがする

特に、強い痛みや腫れなどがある場合には、早めの受診をおすすめします。


足立区・五反野でインプラントの被せ物が取れた方へ

インプラントの被せ物が取れた・欠けた・割れた場合、その原因はさまざまです。

大切なのは、

「取れた人工歯だけを元に戻せば終わり」

と考えず、なぜトラブルが起きたのかを確認することです。

人工歯、スクリュー、噛み合わせ、インプラント体、歯ぐき、周囲の骨などを確認し、原因に応じて対応を検討します。

大月歯科 五反野では、インプラントだけでなく、天然歯・歯周組織・噛み合わせを含めたお口全体の状態を確認することを大切にしています。

足立区・五反野周辺で、

「インプラントの被せ物が取れた」

「インプラントの歯が欠けた」

「人工歯がグラグラする」

「他院で入れたインプラントにトラブルが起きた」

という方は、ご相談ください。


よくある質問(FAQ)

Q1.インプラントの被せ物が取れました。どうすればいいですか?

外れた人工歯や部品は捨てずに保管し、その部分で強く噛むことを避けて歯科医院へ相談してください。

Q2.取れた人工歯を自分で接着してもいいですか?

市販の接着剤などでご自身で接着することはおすすめできません。内部の部品や噛み合わせなどを確認する必要があります。

Q3.インプラントの被せ物が取れましたが痛くありません。受診は必要ですか?

痛みがなくても受診をおすすめします。人工歯が外れた原因や、インプラント本体・周囲組織の状態を確認することが大切です。

Q4.人工歯が欠けたら全部作り直しますか?

欠けた範囲や人工歯の状態などによって対応が異なります。必ず作り直しになるわけではありません。

Q5.人工歯が壊れたらインプラントもやり直しですか?

必ずしもそうではありません。インプラント体に問題がなく、人工歯や部品だけに問題がある場合もあります。

Q6.インプラントのネジが緩むことはありますか?

スクリューを使用しているインプラントでは、緩みが生じる場合があります。グラつきやカタつきを感じたら歯科医院で確認してください。

Q7.取れた被せ物は持って行った方がいいですか?

はい。捨てずに清潔な容器などに入れて歯科医院へお持ちください。

Q8.他院で入れたインプラントでも相談できますか?

現在の状態を確認することは可能です。ただし、メーカーや使用されている部品、現在の状態によって対応できる内容が異なる場合があります。インプラントカードなどがあればお持ちください。

Q9.インプラントの被せ物が何度も取れるのはなぜですか?

噛み合わせ、歯ぎしり・食いしばり、人工歯や部品など複数の原因が考えられます。繰り返す場合は原因を確認することが重要です。

Q10.インプラントの歯ぐきから血が出ています。被せ物の問題ですか?

出血はインプラント周囲の炎症などが関係している場合があります。被せ物だけでなく歯ぐきや周囲組織についても確認することが大切です。


まとめ

インプラントの被せ物が取れた・欠けた・割れた場合には、

人工歯
スクリューなどの部品
噛み合わせ
歯ぎしり・食いしばり
インプラント周囲の歯ぐき
インプラントを支える骨

などを確認することが大切です。

そして、

外れた人工歯は捨てない
自分で接着しない
その部分で硬いものを噛まない
痛みがなくても歯科医院で確認する

ことをおすすめします。

大月歯科 五反野では、特に歯周治療に力を入れ、インプラント治療前から治療後まで、天然歯・歯ぐき・インプラント・噛み合わせを含めたお口全体の管理を大切にしています。

足立区・五反野周辺でインプラントの被せ物の脱離・破損などでお困りの方は、ご相談ください。